わたしの家族

私の家族は両親と私、弟の4人家族です。2020年7月、弟が自ら命を絶ち3人になってしまいました。予想だにしなかった形の3人です。「両親よりも先に死んではいけないよね」と兄弟で決めていたことなのに…。私自身の気持ちの整理のために、そして自殺を考える方や自殺遺族様の小さな光になればと思い、このブログを始めました。

その先へ

義理実家の集まりへ

ちょっと気乗りしなかった夫の実家訪問ですが、行ってきました。夫の家系は元来長生きで、40数年生きてきて101歳のおばあちゃんを見送った経験しかないという夫。さらに兄弟が4人もいて、その上兄弟それぞれにも子どもが何人もいるので総勢16人という大規模…

新年早々絵を描く

新しい年が始まりました。今年もよろしくお願いします。 仕事もお休みのいま、ずっとやりたかったiPadでお絵描きを再開しました。どこに出すでもなく、ただ気の合う友人に見せる程度のイラストとか落書きみたいな思いついたことを描くだけ。それが面白くて、…

退職後の不安

父はもう仕事をリタイアして10年以上になりますが、母はようやく来年退職(予定!)です。 看護師として、職場で頼られ、オンコール対応までしている母の姿は本当にかっこよくて、ターが亡くなってからも仕事に支えらえてすらいたのかなと思います。職場から…

本の紹介とアフィリエイト。いつもお読みいただきありがとうございます

※画像は最近借りて読んだ本です。本文とはあまり関係ないですが、いくつかいい本もあったのでまた紹介させてください。 たまにこのブログで本の紹介をした際、Amazonへのリンクを貼らせていただいてます。それを月1回集計しているのですが、先月ご紹介した…

年賀状じまい

まだ一応30代ですが、早くも年賀状じまいをすることにしました。まあ、私の場合は年齢による年賀状じまいじゃなくて、他でもない、ターのことがあるからなのですが 2020年の7月から1年半が経ち、新しい命を迎えるという転機にいますが、それでもやっぱり「あ…

30年越しの涙

最近実家に帰ったら、夕食時父から私も母も知らなかった話を聞きました。 まだターが幼稚園に上がるかどうかというときに、駅前の喫茶店に行き、ターにはココアを頼んだそうです。それが熱いものとは知らないターは、ごくっと飲み込んでしまい大変な騒ぎだっ…

ターの服

服、靴、バッグなどファッション大好きだったター。遺したものもそりゃ大量にあります。Tシャツとか夏物やリュックは結構もらってきたけれど、それでもまだある服がだめになるまで買わない私には理解できないほど、新品同様の服もたくさんあって、冬服の一部…

つるとんたん

軽井沢にもちょっと高級なおうどん屋さん「つるとんたん」ができたというニュースを見ました。軽井沢は私の住む地域からも1時間ほどで行けるまあまあ近場。行ってみたいな。 というのも、「つるとんたん」はターとの思い出の場所でもあるからです。私が台湾…

アン王女

紅茶が大好きなので、たまに紅茶に関する本を読みます。(一周忌を迎えるまでは、趣味の本なんかもう開く気にならなかったけれど、回復していった自分を褒めたい!) さて、この日読んだのは「図説 英国ティーカップの歴史」という本。Cha Teaという東京のセ…

FMな生き方

最近AMラジオがちょっとうるさく感じ、以前職場で聞いていたFMラジオをよく聞くようになってます。 AMは自分の身の上話トークが多いのに比べて、FMは「そうなんだ」「知らなかった」という新しい世界の紹介が多い気がします。 そこで流れてきた里親制度の紹…

男の子かも

妊婦健診に行ったら、「まだはっきりしないけれど男の子かもねえ?」と言われました。むう、男の子か…。 私はなんとなく中の人は女の子じゃないかと思ってたし、母も夢で女の子が産まれる夢を見たと言ってたのに、男の子か…と複雑な気持ちになってしまいまし…

螺旋階段

同じ自死遺族の方のブログを見ていたら「嘆き飽きた」という言葉がありました。 いま、自分が妊娠中だからちょっと気は紛らせていられるけれど、もし通常の身体ならきっと私も「嘆き飽きた」状態だったと思います。というか、妊娠が分かる前、なんというか、…

ラジオにヒントをもらう

この前何気なくつけたラジオで、お祖父さんを亡くした方からの投稿がありました。周りから「早く立ち直って」とか「泣いてばかりいたらおじいちゃん喜ばないよ」と言われることがあるそうです。 それに対して、パーソナリティーさん。「涙はさんずいに戻ると…

「楽しい」と思えた

私の手掛けた仕事のおかげで色々うまくいったらしく、関係者さんからものすごくお礼を言われた~✨ 仕事で褒められるって最高!この仕事、やっぱ好きだなあといういい気分のまま、友人宅へお届け物へ。仕事は褒められる。親しい友達が待っていてくれる。お腹…

明るい夢

数か月ぶりに、ターの夢を見ました。 よく見えなかったけれど、両親と、ターと私がいたみたい。そこでターが「やー、失敗しちゃったんだよねえ。戻りたいけれどムリだもんねえ」と笑いながら言ってました。いい笑顔でした。 つられて私たちも「そうだねえ、…

できなかったこと、できるようになってきたこと

ターが亡くなったと聞いた日のその時間は、珍しく朝ヨガなんかをしていました。ちょっと時間に余裕のある日だったので、Youtubeのヨガ動画を見て、いい時間を過ごしたと思ったところに…。 それ以来、特に朝にヨガの動画を見ることができなくなっていたのです…

義理のお父さん

ちょうど、ふらっと義理の両親が家に立ち寄ってくれたので、いいチャンスと思い、妊娠報告をしました。オットには兄弟が多いので、したがって孫ももう9人もいるので、今更かなーと思ったら…お父さんが報告をした途端「わあ~」と涙をぬぐっていました。そし…

体調不良、気分も不調

これが悪阻かというところなのですが、とにかく体調が悪い日が続いてます。食べたいのに食べられない。喉が渇いてるのに、飲むと気持ち悪くなる。しまいにゃ、飲み物を見るだけで気持ち悪い。そして悪阻じゃないのだけど、体中にものすごく痒い湿疹が…。 お…

ターからの贈り物

「いつかは」という予感はありましたが、自分の妊娠がわかりました。 まだ安定しておらず、何より高齢なので今後どうなるかわからず、両親に伝えるタイミングを計っていたのですが、ずーっと落ち込む両親に少しでも元気になってもらえたらという一心で、母に…

お母さんの飼っていたもの

実家に帰ったとき母から聞いた話。「アメーバみたいなふわふわした生き物のような、目ばっかりみたいな生き物を水槽で飼っていたんだけど、何日かして死んじゃって、ああ、死んじゃったかあ~とすごくがっかりして悲しくなった夢を見た」とのこと。 それ、絶…

ター遺産

ターは35歳で亡くなったので、遺産らしい遺産なんてなかったけれど…それでも僅かなながら残してくれました。 猫への並々ならぬ愛をもっていたター。 ターの遺産から10万円を地域猫や不妊化手術を頑張っている団体に寄付させて頂きました。(5月のことだけど…

私たちも必ず行くからね!

ずっと来ていただきたかった恩師であり、15年来の友人に、実家に来てターへのお参りをしていただきました。若くしてお父様を亡くされたり、突然ご主人を亡くされたり、そしてついにお母様まで亡くされたりと死別経験の多い友人。ずっと「早く迎えに来てほし…

もうすぐ一周忌

早くこの人生を終えたいと思う気持ちは変わらないけれど、ようやくターのことが整理つけられるようになってきた気がします。 といっても、まだ水の中でもがいていたような状態だった人が、やっと顔を出せたという感じで、相変わらず水の中。いつ、また引きず…

NHKスペシャル

6月13日日曜に、NHKスペシャルで「若者たちに死を選ばせない」という放送をしていました。 リアルタイムでは見られず、タイムシフトで見たのですが、見てよかったです。 ターは35歳で亡くなったので、今回の番組の若者の定義にはあてはまってなかったけれど…

大事な家族について話すこと

ちょっと前だけど、お父様が自死されたというリアルの友人からお話を聞きました。 仕事が続かなかったのに、奥さんの扶養に入るのは嫌がっていたこと。気分のムラがあって、それが家族に向かってしまったこと。芸術やきれいなもの、本物を愛するお人柄だった…

親から受け継ぐもの

久々にメンタリストdaigoさんのYoutubeを見ました。(ターがいなくなってからこの手の動画に興味ゼロになっていたのですが…だいぶ以前の心境に…自己啓発とか意識改革とかに興味があったころの自分に戻ってきたのかも) まあ、やっぱりターのことに関連がある…

お母さん、やっぱりすごい

「コロナではないのに、近所の病院にいって薬ももらったのに父の熱が下がらない」と連絡を受けて急遽実家へ。週末でいいかなとも思ったけれど、ターのときはそうやって先延ばしにしたことを後悔しているので、それはもう嫌だと思ってムリヤリのスケジュール…

昔の友達に連絡すること

20年以上の友人AちゃんとLINEを再開しました。家族と死別経験のないAちゃんは「理解できないこともあるかもしれないけれど、私を頼って、話してくれたことが嬉しい」と言ってくれました。私も甘えに甘え、「本当は待ってた、連絡がほしかった」と言ってしま…

自死遺族Youtuber

ターがいなくなってから、寝る前に無音になるのが寂しくてYoutubeを聞き始めました。(隣に夫や猫がいても、声が欲しいというか…なんか寝落ちする感覚が欲しいのです) ゲーム実況とか世の中とあまりかかわらないものも好きですが、やっぱり「自死」というキ…

また必ず会えます

矢作直樹先生というお医者さんと、一条さんという葬儀屋さんの対談本「命には続きがある」を読みました。(って、どこかにも書いたかも?!)その中に、「死はしばしのお別れで、また必ず会えます」という言葉を見つけてから、ほーっとしたというか、そうだ…